SSブログ

三木哲「あなたの家は大丈夫ですか」 [耐震補強]

51NMVG6SFTL__SL160_AA115_.jpg

建築学会編「住まいの耐震診断・補強のすすめ」は阪神・淡路大震災の2年後、
進まぬ耐震改修にやや苛立ちをもって開催した講演会・パネルディスカッションの記録である。

その第1部として三木哲氏は基調講演を行った。

三木哲の略歴
学歴 1965年 横浜国立大学 建築科 卒業
     1970年 東京大学 工学系大学院 建築計画学専攻・修士過程 修了
職歴 1965年 設計連合(現・大谷研究室) 入所
1971年 野生司建築事務所 入所
1975年 共同設計・五月社 主宰・創所

この本を読んで三木氏の主張は私のものとほぼ同じであることを知った。

目次を挙げておこう。


第一部 -◆現状と課題◆-
あなたの家は大丈夫ですか
耐震診断・補強の課題
土建大国ニッポンの実像
活断層の上にスプロールする都市
世界で最も短命な日本の建築
日本人はいつから住まいを浪費しだしたか
フローからストックの時代ヘ  - ヨーロッパ型へ
住宅リフォーム・ブームの到来とその限界
求められるトータルな視点のリフォームエ事
求められる耐震診断・補強とリフォームエ事の融合
マンションー空中空間を商品化した区分所有法
区分所有建物とスケルトン(骨組み)の位置付け
永久不滅なスケルトンが求められる
マンションに求められる耐久性・耐震性能の明示
マンションの室内 - 瓦礫と化した耐久消費財
家財は凶器となり、居住空間は倉庫であった
シンプルなライフスタイルへ
作り付け家具と免震構造・制震構造
時間と建築 - 建物の寿命と修繕、改修(改良) 
計画的修繕と改修(改良)の考え方
市街地・施設住宅複合型マンションの問題
マンションの耐震診断と改修のむずかしさ
耐震診断どころではないスクラップ・アンド・ビルド習性
建築教育の問題 - リノベーション時代の建築家
リニュアル時代に求められる建築家像とは
総合的耐震改修と構造技術者・設備技術者と建築家
どんなマンションを買うか
鉄賃アパート・木賃アパート・長屋・文化住宅
社会的ストックとしての民間借家
不良債権にもならなかった木賃アパート密集地帯
段ボールハウスの安全性と問題点




nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。