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山本理顕「福生市役所」

概観.jpg

先日仕事で青梅に出かけた帰り「福生市役所」に寄った。

設計:山本理顕、構造計画:プラスワン

躯体.jpg

夕方5時を過ぎたが地下の駐車場はかなり遅くまでやっているようだ。

1階の事務室に上がって見ると職員は大勢残っていた。
駐車場のサービス券も直ぐにくれた。

この建物の見所である「丘の広場」のスロープを少し登ってみる。

赤いカラーコーンが何箇所か置いてある。
未だ工事中かな?と思った。

近寄ってみると天窓の部分である。
直ぐに「雨漏り補修中」と気づく。

やはり「泣く子と雨漏り」には売れっ子建築家でも勝てぬ!




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コメント 4

たいせい

 台湾に結構瓦が輸出されているのですが、背景としては陸屋根の防水にお施主が信頼感を持っていないことから傾斜屋根が主流になっているようです。
 日本に於いても経年変化で陸屋根からの雨漏りの話を良く聞きますが、傾斜屋根で粘土瓦葺きが主流にならないものかと密かに願っています。

 余談で失礼いたしました!
by たいせい (2008-07-07 10:20) 

sei-kita

台湾に日本の瓦が輸出されているとは知りませんでした。

 瓦が更に軽くなる可能性は有りませんか?
by sei-kita (2008-07-07 21:12) 

たいせい

 阪神大震災以来の、「瓦が重いから家が壊れた」との一般の印象から今も逃れることが出来ていませんが、実際の設計では木造建築でも長い梁間が必要なケース以外ではさほど設計上の影響はないと聞いていますが、実際のところどうでしょうか?

 粘土瓦を更に軽くすることは出来ないではないですが、所詮粘土で作っていますので、金属や新税屋根材ほど軽くすることはどうあがいても出来ません。
 それよりも外装材として一番重要な項目は、家本体と居住する方達を紀行や環境の変化から守ることだと考えており、その面では粘土瓦ほど屋根材として優れたものはないと感じています。
 また、コスト面でも10年単位でのメンテナンスを考えると、粘土瓦は塗り替えの必要が無く10年後のコストではむしろ安くあがります。

 基本的には、地震被災地で木造瓦葺きの家が壊れているのは、その家が建てられた時点の建築基準法改正年度のもんだいだと思いますが...。

PS.
 過去記事ですが、数店TBを送らせていただきます。
by たいせい (2008-07-08 13:57) 

たいせい

TBを受け付けていらっしゃらないようなので、記事のURLを貼らせていただきます。

業界紙へ寄稿「屋根の重要性の再認識こそが、粘土瓦そして和瓦の復興につながる」
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-12-13

屋根材を選ぶのは、軽さではなく、30年以上家を持たせられるかどうか!!で....。
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-06-18

夏涼しく、冬温かい「瓦屋根」(屋根材による夏季・冬期の熱環境)
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-06-20

「平成19年新潟県中越沖地震」瓦屋根に関する報告書(平成19年7月16日 新潟県中越沖地震:柏崎市・刈羽村)
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2007-08-23

防災瓦の機能と責任施工(ガイドライン工法)
http://kawaraya-taisei.blog.so-net.ne.jp/2008-03-11

by たいせい (2008-07-08 14:02) 

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