木造耐震診断

去年9月に依頼されていた木造軸組工法住宅の耐震診断を
先週末やっと実施。
建築主から借りていた資料には、45x90の筋かいがきちっと
記入されていたし、住宅金融公庫の仕様となっていた。
築年は昭和56年。（１９８１年）
ちょうど「新耐震基準」の実施された年。

大丈夫だと思い込んでいた。

建築防災協会の診断基準に従って実施。

「1階X方向　倒壊の恐れあり」

相当耐力が不足している。

ややあわてた。

建築主に報告。
反応を待っている。

佐原の街

2011年9月24日16PM　佐原小野川のサッパ舟　A撮影


2011年9月24日　15PM　香取市の古民家


2011年9月24日15PM　古民家の床下

１ヶ月ほど前、年賀状のやり取りだけになっていた旧友から電話が有った。
３０年前に建てた自宅と母屋である古民家の耐震診断を依頼したいとのこと。

互いの都合がついたのが昨日（9/24)
快晴の行楽日和だった。
途中墓参も兼ねて、香取・佐原まで出かけた。

佐原の街にブルーシートを掛けた旧家が目立った。
3・11地震の被害だ。

旧友の家の母屋は「石場建て」の伝統的木造工法
先の地震では被害が無いという。
竣工年月は不詳
200－300年前に建てられたものを江戸末期に現在の場所へ移築したとのこと。
茅葺の屋根は東京オリンピックの時期のトタン屋根に葺き替えられたことははっきりしていた。
土台から下は何回か修理、取り換えられていると考えられる。

母屋を今後どうするか考えが纏まっていないと言う。
幾つかの案を提案することとした。

帰りは比較的に順調で、我が家近くまで3時間の道のりだった。

東京都緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業その２

2011年9月5日(月)午後3時より市役所の喫茶店で事務所協会支部の委員会があった。

案内は市役所食堂となっていたので行って見ると誰もいない。
あわてた。

知り合いに電話してみると彼も食堂に行ったのだが誰もいないので問合わせ中という。

しばらくして携帯が鳴った。
「喫茶店に変更」

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３・１１震災以降市民の関心は高く、協会に問い合わせが来ていると言う。

対象物件140棟中今年度は１４棟分の予算を市役所は組んだそうだ。
委員会のメンバーは１５名、殆どは意匠設計事務所
しかし半数以上は都営住宅などの「診断」経験があるとのこと。

支部に問い合わせが来た場合は登録名簿順、機械的に紹介する委員長が発言。
「忙しければ断っても良い、次の人に回す。」

１０月から実際に始まる。
最初にやる人が前例を作ることになる。

東京都緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業

2011年7月25日6AM　ヒメリンゴ　少し色づいたか

東京都緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業
長い名前を付けるのは役所の伝統

やや忙しいので内容は把握していない。
先日の飲み会で旧友から「構造屋は忙しくなるのだろう。」と言われた。
理解していないので、「まあね・・・」とごまかした。
近所の意匠屋さんからも先月同じようなことを言われた。

私の理解は指定された主要な道路の両側で地震時倒壊にして道をふさぐ
可能性がある様な建家を東京都の費用で強制的に耐震診断しようとする事業。
3月11日震災の以前から行うことが決まっていた。

今週木曜日、建築士会の説明会があるというので出席しようと考えている。

白い花の咲く木第３弾（ヤマボウシ）

2011年６月4日６AM頃　ヤマボウシ

ヤマボウシの花は上を向いている。
３週間ぐらいは咲いている。
キチッとした花の形は美しい。

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近所の意匠事務所から工場の耐震診断の話があった。
震災から早くも３ヶ月程になる。
工場主が心配していて、本格的な診断を期待しているようだ。

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９階建てのマンションは早くも適判からの事前審査の指摘が来た。

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来週末、東松島市野蒜の旧友を見舞いに行く事にした。
都合が付かず日帰りとなった。
カミサンも同行。
何も出来ないが、行くだけでも「良し」としよう。

フィンクトラス キングポストトラス？

　昨日から古い工場の耐震診断の仕事を始めた。
　慣れた仕事ではない。
　
　私が社会人なった時は既にH形鋼の時代になっていた。
　トラスのクレモナ図法は学校で紹介された程度で理解はしなかった。

　せっかく仕事をするのだからトラスの名前ぐらい調べておこうと思ったが・・・　これが判らない。

　ポケットブックによればフィンクトラスに似ているがフィンクトラスの本来の意味、「水平な桁梁の後からの補強」と言う意味からは外れる。
　中央に垂直の束が有るということでは「キングポストトラス」の一種とも言える。
　さらに両端に柱に向かって大きな方杖が有る。

　急ぎの仕事で、名前調べにこれ以上時間を割くわけにいかない。
　ヒマが出来たらまた調べよう。



　

2月の雪

2010年2月18日午前7時30分頃

今年の冬は暖かいような寒いような。
雪国の人からしたら積もったとは言えないような状態。
明け方、みぞれから雪に変わったようだ。
今日の昼過ぎには晴れてくると言う予報。

体育館の耐震診断がようやく終了した。
全面的な計算の修正を２回行った。
同じような仕事がくれば今度は余裕を持ってやれるような気がするが。
なかなかそんな都合の良い仕事は来ないのがこの業界。

体育館の耐震診断

　今日午前中、体育館の耐震診断の計算書を仕上げ、依頼先に届けた。
　ここ数日午前1時、2時まで仕事をした。
　久しぶりに根を詰めて作業をした。
　疲れた。

夜明け前

2009年11月28日午前6時25分

夜明け前というより夜明け直前か。

昨日諏訪で設計事務所をやっている大学の同級生に電話した。
会話したのは1年半ぶり。
さほど親しい関係ではない。
構造を専門にしている。

電話したのは民間の耐震診断物件が多数ありそうなので、
手伝ってくれる可能性をさぐったのだが・・・・

認識が甘かった。
3月末までに4件の役所関係の耐震診断案件を抱えていて困っているとのこと。
さらに驚いたのは所員8名で内構造担当は3名だと言う。

彼の意外な「商才」にびっくり。

やはり新築案件はないとのこと。

耐震診断の依頼ばかり

昭和記念公園のコスモス

久しぶりに昭和記念公園に出かけた。
次男が幼い頃は良く出かけたが。

コスモスがこの間の台風で倒れたと聞いていたが、大丈夫だった。
人出の多さには驚いた。

ところでここ2週間ばかりで3件ほどの問い合わせがあったが、
皆「耐震診断は出来るか？」、「耐震診断の実績はあるか」の問い合わせばかり。

不景気で新築物件は無くなったのか。