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木造建築物の被害と対策 建研講演会 [耐震設計]

 たいせいさんのリクエストもあり建築研究所講演会の
木造の部分のほんの一部を紹介する。
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2007年能登半島・新潟中越沖地震関連報告
「木造建築物の被害と対策」
  構造研究グループ 上席研究員 河合直人

VIまとめ
 平成19年能登半島地震及び新潟県中越地震では、木造住宅に
も甚大な被害が生じた。建研等の調査によると、大破、倒壊な
どの大きな被害は、土塗り壁を有するような比較的古い構法の
住宅。倉庫、車庫、納屋の類、及ぴ店舗併用住宅などに見られ
た。しかしながら、詳細調査からは、建築基準法の要求壁量の
60%~70%以ト壁量があれば、大きな被害に至っていないという
結果が得られている。主要な被害原因に、耐力壁を主とする耐
震要素lこ不足があることは明らかであろ。

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建研p02.jpg


今回の講演会の資料全文はホームページでは未だ公開されていない。
その内公開されると思う。

木造の被害関係の報告書が下記にある。

講演会の報告のと多くは重複しているので紹介しておく。

http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/activities/other/disaster/jishin/2007niigata/houkokusho/20070824/4.pdf

建築研究所ホームページ 新潟県中越沖地震情報  
中越沖地震に関する調査について
(4)木造被害調査

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コメント 3

tsk

上記の能登半島の被害報告書は

http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/activities/other/disaster/jishin/2007noto/index.html
平成19 年(2007 年)能登半島地震建築物被害調査報告(平成19 年8 月)  
http://www.kenken.go.jp/japanese/contents/activities/other/disaster/jishin/2007noto/houkokusho/20070824/index.pdf
の4章 木造建築物の被害

ですね
by tsk (2008-03-19 03:11) 

たいせい

 貴重な情報ありがとうございました。
 私も構造という面では専門外ではありますが、粘土瓦業界の調査団の家の一人として現地調査に赴き、壁量計算の有効性が証明されたと言うことではないかと考えていました。
 時に、私の方の業界ルートの情報では4号特例廃止後、壁量計算を構造計算の一つの方法として生かす方向での検討が進んでおり、この春に申請方法・書式などの公開があると聞いています。
 それに向けての一連の流れの一環と考えると、この時期のこのセミナーの意図に繋がるのではないかと深読みしていますが、何かそのような雰囲気はありませんでしたでしょうか?
by たいせい (2008-03-19 11:10) 

sei-kita

tskさん、たいせいさん
 コメントありがとう
 木造住宅の耐震性確保は急がなければ
 ならない問題ですね。
by sei-kita (2008-03-29 08:19) 

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