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「悲」劇的ビミョーアフター(5) [住宅]

「悲」劇的ビミョーアフター(5)
朝日新聞2007年10月17日朝刊

「いつか来る大地震。補強・修繕しやすい木造。
強い壁増やし配置工夫」

いつもながら良く調べた特集記事で感心する。
読んだ記事で私が技術的に変だと思う所は無い。

ただイラストの一部が変な形だなと思うところがある。




羽子板ボルト
はお馴染みのものだが形が明らかに違う。



新聞のものではボルト曲がっていてが引っ張られれば直ぐに伸びてしまう。
市販されているものは以下の写真のもの

    


アンカー



記事の絵の様なものを私は未だ見た事がない。
コンクリート布基礎と土台を緊結し、
かつ改修時に施工出来る金物が必要である。

しかし一般的には売られていない。
特注で作る事はさほど難しいことでは無いが。
当然コンクリート布基礎には“後施工アンカー”となる。
この“後施工アンカー”が建築基準法では依然として
“日影物(死語?)”扱いなのだ。
(改善してもらいたい)
確認の為にWEBサイトを調べたが
怪しげなものしか見つからなかった。
いかにも悪徳耐振補強業者が使いそうな物なので
ここで紹介する事は止めておく。

さて
文章の中でちょっと気になるのは以下・・・

『柏崎市の築35年の家で増築部分に亀裂が入った。
遠方の業者は70代の夫婦に地盤改良を約360万円で勧めた。
登場するHさんが壁を6箇所補強する案を作成、工事費概算150万円。
地元の工務店でも施工出来る様―
補強ポイントを図面にし、住人に手渡した。』

ここでHさんは老夫婦から技術料は貰ったのだろうか。
図面にしたのだから「設計」!?であるが。

特集記事の流れからはタダの様な雰囲気が伝わってくるが。
無料というのも「プロ(職業人)」としていかがなものか?

私の発想、料簡(りようけん)が狭いのか?!


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