ニシキギの紅葉 [構造設計]
2015年10月21日7:21AM ニシキギの紅葉
杭の支持地盤への未到達
新入社員のころ病院の増築でPHC杭(コンクリート既成杭の一種)の杭打ちの立ち会った。
40年以上前は、ディーゼルハンマーによる打撃工法が主流であった。
支持地盤の確認は打ち込みが出来なくなるまでハンマーで打つ事で確認できた。
極めて浅い部分で、杭が斜めになり、ボキッと折れることが多発した。
工場跡地で古い布基礎に当たったためだった。
その後ディーゼルハンマーによる打撃工法は、騒音公害の為、嫌われ廃れてしまった。
「プレボーリング」を行う工法が大半となった。
大きな「キリ」で事前に支持層まで掘る。
確認は抵抗が大きくなり、電流値が測定器で大きくなることを見る。
大きな転石が有ったり、測定器が故障していては、支持層の確認はできない。
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お寺の駐車場増設の為の「宅地造成」の申請は遅々としていて先に進まない。
施工業者は次の正月の混雑時には間に合わないとして、今秋の着工は諦めたようだ。
申請側も不慣れ、審査側も若手では話が纏まらない。
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群馬県のマンションのエレベータ増築工事
日本ERI株式会社から「構造の指摘」が10月15日に来た。
構造設計図書を意匠設計事務所に送って5か月たつ。
計画がボツになって、構造設計料の取りはぐれになるかと思っていた。
この物件も順調には進まない。
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